新居浜市の作業療法士の治験コーディネーター（CRC...

医療機関（病院・クリニック）で勤務した経験があり、リハビリテーション業務を通じて精神・中枢神経・整形領域の知識と、さまざまな患者様との信頼関係を一対一で築いてきたコミュニケーション力を持つ作業療法士（OT）は、治験コーディネーター（CRC）に転職することが可能です。

実際に、作業療法士（OT）から治験コーディネーター（CRC）への転職は可能であることが知られるようになり、作業療法士（OT）から治験コーディネーター（CRC）への転職者も増えています。

また、近年はうつ病などの中枢神経領域（CNS）の治験が増加しています。そのため、精神領域にも強い作業療法士（OT）は、治験コーディネーター（CRC）として活躍できるチャンスが増えています。

作業療法士（OT）は、看護師や臨床検査技師に比べて、書類選考の通過率が低い場合や、応募できる求人が少ない場合があります。そのため、治験コーディネーター（CRC）への転職を成功させるためには、意欲が伝わる応募書類の作成と、応募できる求人の見極めの両方が必要になります。

治験コーディネーター（CRC）の仕事は、新薬開発に必要な治験を適切に進めることです。日常生活をスムーズに送るための複合的動作ができることを目指すリハビリテーション業務とは目的が大きく異なります。そのため、選考で「作業療法士（OT）であるにもかかわらず、なぜ治験業界で働きたいのか」と質問された際には、納得してもらえる理由を説明できるように準備しておく必要があります。

作業療法士（OT）は、看護師や薬剤師に比べ、疾患や薬の知識が不足していることが多く、検査数値を判断する能力も臨床検査技師に劣ります。そのため、治験コーディネーター（CRC）としては不利な立場からスタートすることになります。

しかし、患者様と二人三脚で行うリハビリテーションで身につけたコミュニケーション力を十分に発揮し、作業療法士（OT）が得意とする精神・中枢神経・整形領域に強みを持つ治験コーディネーター（CRC）として活躍している方もいます。そのため、作業療法士（OT）が治験コーディネーター（CRC）へ転職できる機会は十分にあると言えます。