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TOEIC取得はCRCになるときに強みになりますか
質問
TOEIC取得はCRCになるときに強みになりますか
中途採用でのSMO転職を志望しています。
医療職に追加する資格としてトイックを取るつもりですが、目標スコアを取れたら強みになるでしょうか。最低600~できれば750を目指しています。
現在のスコアは何もしていない大卒レベル、ってどこかの記事に書いてました…
2021年12月20日 2670
AIによる要約
1)治験コーディネーター(CRC)の仕事にTOEICの高得点は必要なく、選考に不利になる可能性もある。
2)CRCが英語を使う場面は少なく、多くの資料は翻訳済みで、翻訳ソフトも利用可能。
3)CRCへの転職を目指すなら、TOEIC勉強よりも他の方法が効率的である可能性が高い。
4)大学病院での看護師や臨床検査技師の経験は、CRCの選考において高く評価される。
みんなの回答一覧
- TOEICの取得は強みにならないかも・・・。 公式
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■頑張って取得したTOEICのせいで、治験コーディネーター(CRC)の選考が不利になる??
SMOの治験コーディネーター(CRC)を目指すときに、TOEIC600~750点前後を新たに取得されても、残念ながらあまり強みにならないかもしれません。それどころか、逆に弱みになってしまう可能性すらございます。
■治験コーディネーター(CRC)がTOEIC700点前後を活かせる場面は多くない
国内で行われる治験において、英語の資料を使用する国際共同治験の割合は2018年に5割を超え、それに伴い治験コーディネーター(CRC)が英語の医学論文に目を通す機会も増加しています。
そのため、治験コーディネーター(CRC)にも英語の読解力が以前よりも求められるようになってきていますが・・
実際は、治験コーディネーター(CRC)が仕事で使用する多くの国際共同治験の資料は、メディカルライターが事前に翻訳してくれたものを使います。最新の英語の医学論文は翻訳ソフトを使用すれば、英語が全く読がめなくてもおよその内容を理解できます。
TOEICは主に英語を使ったコミュニケーション力のレベルを確認する試験です。750点前後を取得できる方は、英語で自分の意思を伝えることができたり、日常会話が聞き取れるようになれますが、治験コーディネーター(CRC)が英語で自分の意思を伝えたり、英語の日常会話を聞き取ったりするような場面はほぼありません。
また、英語の医学論文を翻訳ソフトなしで読むためにはTOEIC850~950点前後が必要になるため、TOEIC750点を取得できるレベルであっても、常に翻訳ソフトを使用することになります。
以上から、TOEIC750点前後を取得されても、治験コーディネーター(CRC)の仕事をするときに、TOEIC750点の英語力を活かせる場面は多くないと言えます。
■大きな病院の看護師や臨床検査技師は、TOEICがなくても選考は不利にならない
TOEIC600点の方が700~750点を取るためには300時間前後の勉強時間が必要なようです。
治験コーディネーター(CRC)が仕事をするうえで、ほとんど使わない英語のコミュニケーション力を習得するために、仕事の合間に300時間前後も勉強された方に対して、SMOの採用担当者の多くは「英語力が高くて優秀な人材」「継続的に努力できる方」と評価せずに、「目標と手段を混同する人」「効率が悪い人」「長期的な視野に欠ける人」などと評価することのほうが多いのが実状です。
ですから、質問者様がSMOで働くためにTOEICを頑張って勉強されたとしても、仕事をするうえであまり強みにならない可能性が高く、選考では逆に悪い評価をもらってしまう可能性すらございます。
治験コーディネーター(CRC)未経験者で最もSMOの選考に通過しやすいと言われているのは、大学病院で看護師や臨床検査技師として働かれている方です。毎日の仕事に精一杯で、仕事の合間に英語の勉強を続けられる方はほとんどいらっしゃいません。しかし、病院でしか習得できない知識や経験を積んでいる方として、選考では高く評価される傾向がございます。TOEICの高い点数がなくても、選考が不利になることはございません。
■TOEICを趣味で勉強するのは良い。しかし、治験コーディネーター(CRC)へ転職するためだけにTOEIC700点前後を目指すのはあまりにも遠回り
SMOの治験コーディネーター(CRC)を目指すうえで、TOEICの取得はおまけ程度だと思っていただき、過度な期待はされないほうが良いと思います。「アメリカの映画が好きで英語も好き。趣味が高じてTOEICも取得した」「過去に短期留学をしており英語が得意」などの場合は、TOEICを取得することでSMOの選考が有利になる可能性は少しございます。しかし、治験コーディネーター(CRC)になるために、TOEICを勉強して750点を取得することは、あまりにも遠回りしすぎでお勧めの方法とは言えません。
英語が好きなどの理由から、英語でのコミュニケーション力を上げるためにTOEICの勉強を頑張られるのは良いことだと思います。しかし、医療職として働いている方が治験コーディネーター(CRC)へ転職するために、TOEICで高い点数を取ることを目標にされるのはベストな方法とは言えません。社会人は好きなことができる時間は限られていると思いますから、治験コーディネーター(CRC)へ転職することを目指すだけなら、他にもっと良い方法がたくさんあるはずです。
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2021年12月21日
- TOEICがあればCRCとしてさらに活躍できるかも
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看護師からCRCになりました。私は学生のときにTOEICを受けたことがあり、そのときの点数は550点ぐらいだったと思います。
CRCの仕事をしているときに、英語力がもっとあれば良いのにと感じることはたくさんありますから、TOEICを勉強されたことはCRCになったあとも無駄にはならないと思います。ただ、公式でも回答されているとおり、中途採用でSMOを受けるためにTOEICを勉強するのは私も遠回りだと思います。TOEICがなくてもCRCについてきちんと調べた後に応募されれば、どこかのSMOから内定をもらうことはできると思います。
2022年1月5日
役に立った(1)
- CRCではなくCRAなら
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CRCにTOEIC750はいらないと思います。CRAなら外資系で働けるので、TOEICを持っていると有利になると思います。
2021年12月29日
役に立った(0)
- TOEIC取得 CRC AI
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TOEICは治験コーディネーター(CRC)になるときに強みになる可能性があります。
CRCの仕事では、英語の文献や論文を読んだり、海外の医師や製薬会社と連絡を取ったりすることがあるからです。
ただし、TOEICだけではCRCになれるわけではありません。CRCになるためには、看護師や薬剤師などの資格や経験が必要ですし、治験関連の知識やスキルも身につける必要があります。