CRCは年をとっても働けますか？

SMO所属の現役CRCです。

個人的には、50歳以降もCRCをしているかと聞かれると現時点での答えはNoです。SMOか院内CRCかでも異なるかと思いますが…。SMOは特に精神的にかなり削られる環境だと個人的には思います。

若い業界というのもありますが、私の職場は20～30代が大半、40代は僅か、50代の方は私の知る限りいません。取締役や社長まで入れれば、50代もいるかな～位な年齢層です。

理由としては、退職者がかなり多く大体3～5年程で退職する方が多いのが1番ですね。私は新卒入社で現在15年程ですが、沢山の同期や後輩、先輩たちが退職していくのを見てきました。

ただ、色々書きましたがそこまで続けられるかは結局の所その方次第かと思います。

治験コーディネーター（CRC）は50歳以降も働き続けられる仕事です。

なぜなら、身体介助や夜勤がないため、体力が衰え始めても仕事を続けられるからです。また、他の人に指示やお願いをするときなど、治験コーディネーター（CRC）の業務は年を重ねているほうが有利な場面が多くあります。

大手のSMOの従業員の平均年齢は40歳前後であることも、治験コーディネーター（CRC）は50歳以降も働き続けられる仕事であることを証明しています。（ただし、小規模のSMOでは平均年齢が30歳前後であることが多い）

他にも、JCOGのCRC実態調査2018では、治験コーディネーター（CRC）の年齢構成を調査しており、
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20歳代：19人
30歳代：93人
40歳代：179人
50歳代：95人
60歳代以上：12人　
※全体398人（半数近くはパート雇用）
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となっています。50歳以上の割合は約27%と約4分の1を占めており、40代も含めると70%以上となっています。


＜類似の質問＞
https://crc-bank.com/keijiban?gu=14
（治験コーディネーターは定年まで働ける仕事ですか？）

治験コーディネーター（CRC）は年をとっても働けますかという質問には、一概に答えられません。

CRCの仕事は専門的な知識やスキルが必要であり、また法律や倫理などの変化にも対応しなければなりません。そのため、CRCとして働くためには常に勉強や研修が必要です。また、CRCの仕事は責任が重く、ストレスも多いことがあります。

しかし、CRCの仕事はやりがいも大きく、新しい薬の開発に貢献できることや患者さんの役に立てることなどが魅力です。また、CRCの需要は高く、給与も安定しています。そのため、年齢や性別を問わず多くの人がCRCを目指しています。

したがって、CRCは年をとっても働けますかという質問に対する答えは、「自分自身の能力やモチベーション次第」と言えるでしょう。