常駐と常駐ではないCRCの違いについて教えてくださ...

常駐：常に業務が発生するまたは発生し得る施設。
訪問：日によって施設にいる必要がない時がある。

基本的には上記になるかと思います。

業務が無いのに常駐することはメリットがありません。
①複数の試験が同時並行で行われており、多くの日に対応がある。
②組み入れ期間(被験者募集中)であり、急に呼ばれる可能性があり、なおかつ近くに施設がなく訪問での対応が難しい。
の2つが常駐型となる主な理由かと思います。常駐型のスタッフは基本的に一施設を担当するため、施設スタッフとの関係性が作りやすく業務にも馴染み易くなります。ただ常に試験が行われており、業務が多い、急な対応が多いといった負担になる面もあります。

訪問型は、
①毎日施設にいる必要がない
②近くに治験実施施設があり、何かあれば移動できる体制がある
といった状況で実現します。
常駐型とは異なり複数施設で勤務することになるため、スタッフとの関係構築が難しくなることや施設毎のやり方の違いで業務を覚えることが大変になる面があります。
ただし、訪問型の場合には急な対応も想定して多少ゆとりのある対応スケジュールであったり、複数のCRCが担当者になることでフォローしあえる環境が用意されることが多いと思われます。

記事を作成させていただきましたので、ご参考ください。
https://crc-bank.com/crcnoqa#b17
（常駐型のCRCと、訪問型のCRCの違いは何ですか？）


＜類似の質問＞
https://crc-bank.com/keijiban?gu=165
（常駐型のSMOの実状）

CRC（治験コーディネーター）には常駐と常駐ではない方がいらっしゃいます。その違いは、主に業務拠点や対応範囲にあります。

常駐CRCとは、一つの施設（病院やクリニックなど）に常に滞在して業務を行うCRCです。常駐CRCは、その施設で行われる複数の試験に対応することが多く、施設スタッフとの連携やコミュニケーションが重要です。

常駐ではないCRCとは、複数の施設を訪問して業務を行うCRCです。訪問CRCは、一つの試験に専任することが多く、各施設での業務時間やスケジュール管理が重要です。

両者のメリット・デメリットは以下のようになります。

常駐CRC

メリット：一つの施設に専念できるため、業務に慣れやすく、施設スタッフとの関係性も良好になりやすい。
デメリット：業務量が多かったり急な対応が必要だったりする場合があるため、負担感が高まることもある。

訪問CRC

メリット：複数の施設を経験できるため、幅広い知識やスキルを身に付けられる。
デメリット：移動時間や交通費がかかったり、各施設での情報共有や調整が難しかったりする場合がある。

ご質問者様は、「常駐」のほうが働きやすい感じを受けられていますが、これは個人的な好みや適性によって異なるかもしれません。ご自身の希望や目標を明確にしてから決められることをおすすめします。

以上が常駐と常駐ではないCRCの違いについてです。ご参考になれば幸いです。