治験コーディネーターとして44才(女)の採用は無理...

CRCを10年近くやっていますが44歳で未経験で入社された方は最近はいません。昔は数名はいたような気がしますが・・・。

中小のSMOとか大きな病院のパートとかであれば可能性は0ではないと思います。

44歳でキャリアチェンジをしようとする考え方が一般的には受け入れられない気がします。そのへんはk.yさんはどう思っていらっしゃるのでしょうか？お子様が44歳になって全く違う仕事にチャレンジしたいと言ってきたらどのように返答されるのか気になります。

一般的に、未経験からの転職は若い方が有利と言われますが、CRCの場合は、臨床経験やコミュニケーション能力、調整力などが重視されるため、年齢だけで判断されることはありません。40代で未経験からCRCに転職された方も実際にいます。

特に、以下のような点があれば、採用の可能性は高まります。

◆ 医療系の資格・経験: 臨床検査技師としての経験は、CRCの業務に大いに役立ちます。検査に関する知識はもちろん、医療現場での経験、患者さんとの接し方、医療従事者との連携など、CRCに必要なスキルを既に身につけていると言えるでしょう。
◆ コミュニケーション能力: CRCは、医師、看護師、製薬会社、患者さんなど、様々な立場の人と関わる仕事です。そのため、高いコミュニケーション能力が求められます。パート勤務を通して、様々な人と円滑なコミュニケーションを取ってきた経験は、大きな強みとなります。
◆ 調整力・マネジメント能力: 治験を円滑に進めるためには、スケジュール管理や関係各所との調整が不可欠です。家事や育児、夫の転勤などを経験してきたことで、時間管理能力やマルチタスク能力、周囲との調整力などを培ってきたのではないでしょうか。これらはCRCの業務に非常に役立ちます。
◆ CRCへの強い意欲: CRCとして働きたいという強い意欲と、そのために努力してきたことを伝えることは非常に重要です。例えば、治験関連の書籍を読んだり、セミナーに参加したり、CRCの資格取得に向けて勉強したりするなど、具体的な行動を示すことで、採用担当者に熱意を伝えることができます。
◆ これまでの職務経歴: 病院、検診センター、科学分析の仕事など、様々な職務経験は、幅広い視野や柔軟性、適応力などをアピールする材料となります。それぞれの職場でどのような経験をし、どのようなスキルを身につけたのかを整理しておきましょう。

年齢を考慮した上での転職活動のポイント

年齢を考慮した場合、以下の点を意識して転職活動を進めることをお勧めします。

◆ 自己PRを明確にする: これまでの経験で培ってきたスキルや強みを明確にし、CRCの業務にどのように活かせるのかを具体的に説明できるように準備しましょう。特に、コミュニケーション能力、調整力、医療知識、経験などを重点的にアピールしましょう。
◆ CRCへの熱意を伝える: 面接では、CRCとして働きたいという強い意欲を伝えることが重要です。なぜCRCを目指すのか、CRCとしてどのような貢献をしたいのかなどを具体的に語ることで、採用担当者に熱意を伝えることができます。
◆ 柔軟な働き方を検討する: 正社員だけでなく、契約社員やパートなど、様々な雇用形態を検討することで、採用の可能性が広がる場合があります。まずはパートでCRCの経験を積み、その後正社員を目指すという方法もあります。
◆ 地域の求人状況を確認する: CRCの求人数は地域によって差があります。お住まいの地域の求人状況を確認し、必要に応じて近隣地域も視野に入れることで、選択肢が広がる可能性があります。

まとめ

44歳という年齢でCRCへの転職は決して不可能ではありません。臨床検査技師としての経験、これまでの職務経験、培ってきたスキルなどを強みとしてアピールし、CRCへの強い意欲を伝えることで、採用の可能性は十分にあります。