新卒でCRCになろうと思えば大学はどこがいい？

京都大学、岡山大学、鳥取大学の理学系（薬学、看護、生物、生命科学、化学など）でしたら、新卒でCRCになることができます。

薬剤師や看護師を目指されないなら、生物や化学などの一般的な理学部をお選びになると良いと思います。

CRCになるために必須の学部はありませんが、関連する学部を選ぶことで、就職活動で有利になったり、入社後の業務をスムーズに進められたりする可能性があります。

まず、「何学部でもいい」と出てくる理由ですが、CRCは医療系の資格（看護師、薬剤師、臨床検査技師など）を持つ人が多く活躍している一方で、生物系や化学系などの理系学部出身者も活躍しているからです。これは、CRCの業務が医学・薬学の知識だけでなく、コミュニケーション能力や事務処理能力など、幅広い能力を必要とするためです。

お母様から近くの国公立大学に行ってほしいと言われているとのことですので、京都大学、鳥取大学、岡山大学でCRCを目指せる学部について見ていきましょう。

CRCに関連する可能性のある学部

これらの大学でCRCを目指す場合、以下の学部・学科が関連する可能性があります。

◆ 薬学部: 薬剤師の資格を取得できます。CRCの主な出身職種の一つであり、薬の専門知識はCRC業務に非常に役立ちます。
◆ 医学部保健学科: 看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士などの資格を取得できます。これらの資格もCRCの出身職種として多いです。
◆ 理学部生物学科、化学科: 生物や化学の知識は、治験で扱う薬や疾患の理解に役立ちます。
◆ 農学部: 生物資源科学科などで生命科学や応用生物学を学ぶことで、薬の開発や生物の仕組みに関する知識を得られます。

これらの学部で学ぶことで、CRCに必要な基礎知識や考え方を身につけることができるでしょう。ただし、これらの学部以外でも、大学でしっかりと学び、CRCに必要なスキルを身につければ、CRCとして活躍することは可能です。

京都大学

京都大学には、上記の学部が全て揃っています。特に薬学部は非常に有名で、高度な研究が行われています。また、医学部保健学科も様々な分野の専門家を育成しています。理学部や農学部もレベルが高く、生命科学分野の研究に力を入れています。

鳥取大学

鳥取大学には、医学部保健学科や農学部があります。医学部保健学科では、看護師や臨床検査技師などを目指すことができます。農学部では、生命科学や応用生物学を学ぶことができます。

岡山大学

岡山大学にも、薬学部、医学部保健学科、理学部、農学部があります。岡山大学の薬学部は、歴史と伝統があり、地域医療にも貢献しています。医学部保健学科も様々な分野の専門家を育成しており、理学部や農学部も充実した教育・研究環境を備えています。

大学選びのポイント

国公立大学を目指す場合、学力だけでなく、大学の特色や研究内容、就職実績なども考慮して選ぶと良いでしょう。

◆ カリキュラム: 自分が興味のある分野を深く学べるカリキュラムがあるか。
◆ 研究室: 興味のある研究を行っている研究室があるか。
◆ 就職支援: 就職活動のサポート体制が整っているか。
◆ 立地: 通学のしやすさや生活環境。

お母様が近くの国公立大学を希望されているとのことですので、上記3大学は選択肢として考えられます。それぞれの大学のウェブサイトやパンフレットなどで情報を集め、オープンキャンパスなどに参加してみることをお勧めします。

まとめ

大学の学部選びも重要ですが、CRCになるために最も重要なのは、CRCになりたいという強い意志と、常に学び続ける姿勢です。大学で何を学ぶかよりも、大学でどのように学び、どのように成長するかが大切です。

大学に入ってからも、CRCに関する情報を集めたり、インターンシップなどに参加したりすることで、CRCとしてのキャリアを具体的に描けるようになるでしょう。