勤務先の病院でコロナのクラスターが発生していて...

面接を受けて良いかは応募先によって違いますので、病院とご自身の状況を応募先に伝え指示をあおいでください。面接を受けられる場合が多いですが、お勤め先の病院がクラスターの終息を宣言するまで面接が延期になることもございます。ちなみに、新型コロナウイルス感染症が陽性であっても応募することはできます。

新型コロナウイルス感染症が陰性と陽性のどちらであっても面接で不利になることはございませんが、面接が延期になった場合、採用期限に間に合わなくなる可能性がございます。また、募集人数が少ない場合は、面接を受ける前に採用が終了になる可能性もございます。

ちなみに、入院患者様や職員に新型コロナウイルス感染者が発生した場合、病院はホームページなどにコロナの発生状況を掲載するため、応募先にクラスターの発生を隠すことはできません。

もし、応募者が新型コロナウイルス感染症らしき症状がでている状態で対面の面接を受け、面接後に陽性が判明した場合は、全員が終始マスクをしていても応募者と対峙した面接官が濃厚接触者に該当する可能性があります。その場合は、応募先にも大きな迷惑がかかるためご注意ください。

PCR検査で陰性であれば、CRCの面接を受けて問題ありません。 面接を待つ必要はなく、むしろ待つことで不利になる可能性もあります。

面接を受けて問題ない理由

◆ 陰性であること: PCR検査で陰性という結果が出ていることは、現時点で感染していないことを示しています。そのため、面接官に感染させるリスクは低いと言えます。
◆ 感染対策への意識のアピール: 面接で、勤務先でのクラスター発生状況と、ご自身が適切に感染対策を行っていることを伝えることで、逆に感染対策への意識が高いことをアピールできます。例えば、「勤務先でクラスターが発生しましたが、日頃から感染対策を徹底しており、自身は陰性でした」といった形で説明することで、責任感や危機管理能力を示すことができます。
◆ 面接機会の逸失リスク: 面接を待つことで、他の応募者に先を越されたり、採用枠が埋まってしまったりする可能性があります。特に、募集人数が少ない場合は、面接を受ける前に採用が終了してしまう可能性もあります。

面接で伝えるべきこと

面接では、以下の点を伝えることで、面接官の不安を解消し、好印象を与えることができます。

◆ クラスター発生状況の簡潔な説明: 勤務先でクラスターが発生した事実を簡潔に説明します。詳細な状況を長々と説明する必要はありません。
◆ 自身のPCR検査結果: PCR検査で陰性であったことを明確に伝えます。
◆ 感染対策への取り組み: 日頃から手洗いやマスク着用などの感染対策を徹底していることを伝えます。また、勤務先で実施されている感染対策に従って行動していることなども伝えられると良いでしょう。
◆ 健康状態の良好さ: 現在、体調に問題がないことを伝えます。

例えば、以下のような形で説明することができます。

「現在勤務している病院で、入院患者様の間に新型コロナウイルスのクラスターが発生しました。私も念のためPCR検査を受けましたが、結果は陰性でした。日頃から手洗いやマスク着用などの感染対策を徹底しており、勤務先でも感染対策に則って行動しておりましたので、体調は良好です。」

面接を延期する場合のデメリット

面接を延期する場合は、以下のようなデメリットが考えられます。

◆ 採用機会の逸失: 上述の通り、他の応募者に先を越されたり、採用枠が埋まってしまったりする可能性があります。
◆ 面接官への印象: 面接を延期することで、面接官に「責任感がない」「準備不足」といった印象を与えてしまう可能性があります。
◆ 選考スケジュールの遅延: 面接を延期することで、選考スケジュール全体が遅延し、内定までの期間が長引く可能性があります。

まとめ

PCR検査で陰性であれば、CRCの面接を受けて問題ありません。むしろ、面接機会を逸失しないためにも、予定通り面接を受けることをお勧めします。

面接では、クラスター発生状況とご自身のPCR検査結果、そして日頃の感染対策について適切に説明することで、面接官に安心感を与えることができます。

ご心配な点もあるかと思いますが、自信を持って面接に臨んでください。