もらっている年収の金額の大小によって、CRCへ転職...

私の職場に(SMOです)薬剤師から転職してきた方がいました。

当時20代後半でしたが前職はかなり高給取りだったようで、私の会社に来て給与は半額近くなったと言っていました。(多分前職は1000万弱程だったのではないかと思います。)

何故そこまでして？？？？と聞いたら、給与よりも新たなフィールドに挑戦してみたい、薬剤師として新薬開発や患者さんともっと携わってみたかったから、と仰っていました。

個人的意見ですが恐らく、その熱意が買われたのではないかな～と。その方の下がり幅が知る限り1番ですが他にもNsや薬剤師から転職して給与が下がったという方は何人かいます。可能性は0ではないと思いますよ。

治験コーディネーター（CRC）へ転職したときに年収が大きく下がる方は、治験コーディネーター（CRC）の合格率も下がる傾向があります。なぜなら、年収が大きく下がると働く人のモチベーションも一緒に下がってしまうことが多いからです。

治験コーディネーター（CRC）へ転職した後、「前職はもっと給料が高かったのになあ」「時給にすると●●円は下がっているわ」「これなら前の仕事のほうが良かった」などの思いが、頭をよぎってしまうことは避けられません。治験コーディネーター（CRC）の仕事がとても楽しかったとしても、年収が下がってしまった事実は消えません。

その結果、年収が変わらなかった転職者と比べて、どうしても目の前の仕事に前向きに取り組みにくくなります。最悪の場合は、退職して前の仕事に戻ってしまわれるかもしれません。

実際に「年収が大きく下がるから」は治験コーディネーター（CRC）の選考で、しばしば見られる不採用の理由です。

大きな病院で夜勤をされている看護師や調剤に携われている薬剤師など、年収の下げ幅が100万円を超える方は、合格率が下がる傾向がはっきりと見られるため、特に注意が必要です。年収が下がっても仕事のモチベーションは下がらない理由を説明できるようになってから、治験コーディネーター（CRC）へ応募されることをお勧めいたします。

逆に、現在の年収が他の応募者よりも極端に低い方も、治験コーディネーター（CRC）の合格率は下がります。理由は年収が低いと能力も低いと思われやすいことや、「持病などの何か隠しごとがあるのでは？」と疑われやすくなるからです。そのような疑いをかけられないように、選考では現在の年収が低い理由を丁寧に説明することを心がけましょう。


あわせて以下もご参考にしてください。
https://crc-bank.com/crcnomensetsuhentou#b53
（希望年収の答え方）

CRCになることは難しくありませんが、年収が高いことが不採用になる原因になることもあります。それは、CRCの仕事に対するモチベーションや適性を疑われるからです。

CRCの求人は多くありますが、競争も激しいです。CRCになりたい理由や目標を明確に伝えることが重要です。

また、年収が高いことを隠す必要はありませんが、現在の年収よりも低くてもCRCの仕事に満足できるかどうかを自分自身で考えておくことも大切です。