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治験コーディネーターはなぜ女性が多いのでしょうか?
質問
治験コーディネーターはなぜ女性が多いのでしょうか?
治験コーディネーターへの転職を考えています。当方の性別は男性です。
治験コーディネーターは女性が多く、女性の比率は8割、いや9割などと目にしますが、そもそも、治験コーディネーターはなぜ女性が多いのでしょうか?
2019年6月18日 2952
マンガで分かる!男性が治験コーディネーター(CRC)に転職
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- 治験コーディネーター(CRC)になりやすい職種の女性比率が高いから 公式
-
最も大きな理由は、治験コーディネーター(CRC)になりやすい職種である、看護師や臨床検査技師などの女性比率が高いからだと考えられます。
治験コーディネーター(CRC)が所持している主な医療資格は以下のようになっています。
・看護師:約30%
・臨床検査技師:約30%
・薬剤師:5~10%
・栄養士、管理栄養士:5~10%
(「治験コーディネーター(CRC)になるには」 https://crc-bank.com/crcninaruniha#a1 より)
看護師、臨床検査技師、薬剤師、栄養士・管理栄養士の男女比率は以下のようになっています。
・看護師の男女比率は8:92(2016年の衛生行政報告例より)
・臨床検査技師の男女比率は3:7(臨床検査技師養成学校の男女比率より)
・栄養士の男女比率は1:9(各種データからの推計値)
・薬剤師の男女比率は4:6(2016年の厚生労働省調査より)
全ての医療資格で女性の比率が男性を上回っています。
以上のデータから治験コーディネーター(CRC)の男女比率を算出すると2:8になり、現在の治験コーディネーター(CRC)の男女比率とほぼ一致します。
したがって、治験コーディネーター(CRC)に女性が多い理由は、「治験コーディネーター(CRC)になる人に女性が多いから」であると推測できます。
他の理由としては
・女性のほうが女性の被験者に対応しやすい
・女性のほうが世話好きな人が多い
・育児と仕事を両立しやすい
なども考えられますが、男女差がなくなりつつある現代においては、あまり説得力がある理由とは言えません。
ちなみに、看護師や臨床検査技師に女性が多い主な理由は「女性の患者様にも対応しやすい」、栄養士・管理栄養士に女性が多い主な理由は「女性のほうが食事を作る機会が多い」、薬剤師に女性が多い主な理由は「パートで働きやすい」となっています。
あわせて以下もご参考にしてください。
<類似の質問>
https://crc-bank.com/keijiban?gu=10
(治験コーディネーターの職場には女性と知り合う機会は多いですか?)
<類似の記事>
https://crc-bank.com/smotocronochigai#b2
(SMOは女性CRCが多い)
2019年6月21日
- 女性被験者の診察に男性が立会えない場合があるから
-
皮膚科領域など診察時に必ず肌の露出がある場合には、女性CRCでないと診察に立ち会えません。
他にも婦人科領域など女性CRCでないと対応できない試験は多々ありますが、男性CRCでないと対応できない試験は比較的少ないからではないでしょうか。
2022年7月9日
役に立った(0)
- CRC 女性 多い AI
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CRC(治験コーディネーター)には女性が多いというのは事実ですが、男性のCRCも増えてきています。
CRCに女性が多い理由は、一概には言えませんが、いくつかの可能性が考えられます。
・CRCになる人に女性が多いから
・女性のほうが女性の被験者に対応しやすいから
・女性のほうが世話好きな人が多いから
もちろん、これらはあくまで推測であり、個人差や職場環境などによっても変わるかもしれません。