SMOと病院の違いは何ですか。

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（院内CRCとSMOで働くCRCの違い）

SMOとは、病院と契約して治験の支援を行う会社のことで、SMOに所属するCRCは病院側の立場で仕事を行います。SMOのCRCは、複数の病院や施設を担当することが多く、移動や出張が発生する可能性があります。

病院とは、治験を実施する医療機関のことで、病院に直接雇用されるCRCは院内CRCと呼ばれることがあります。院内CRCは、自分が勤務する病院だけを担当し、治験チームの一員として働きます。

SMOと病院の違いは、主に雇用形態や担当範囲にあります。どちらもGCP（医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令）を遵守して仕事をしています。

会社と病院の違いは、主に法人形態や営利性にあります。

会社とは、株式会社や有限会社などの法人形態の一種で、営利を目的として事業を行う組織のことです。会社は、出資者に対する配当が認められています。

病院とは、医師や看護師などの医療従事者が診療や治療を行う医療機関のことです。病院は、医療法人や社会福祉法人などの非営利性を保つ法人形態で運営されることが多く、出資者に対する配当は禁止されています。

ただし、例外的に民間企業が設置して運営する株式会社の病院も存在します。これらは企業立病院と呼ばれ、従業員やその家族らの医療を目的として設置されたものがほとんどです。