看護師と治験コーディネーターの仕事はどちらが難...

看護師とCRC（治験コーディネーター）の仕事内容を比較した場合、どちらのほうが難しいかということですが、これは一概に言えません。

看護師は患者さんの命を預かる重責があるだけでなく、シフト制で夜勤や休日出勤も多くあります。また、感染症対策や暴力対策なども必要であり、精神的・肉体的ストレスも大きい職業です。

CRCも決して楽な仕事ではありません。治験プロトコルやGCPなどの規則や法律を遵守しなければならず、細心の注意と高度な知識・スキルが求められます。また、パソコン作業や書類作成も多くあります。

最後に、一人前になる期間はどちらのほうが長くかかるかということですが、これも個人差や経歴・能力・努力次第で変わってきます。

看護師は国家試験合格後も新人教育期間が1年～2年程度あることが多くあります。その後も専門分野ごとにさまざまな研修や認定資格取得等を行ってスキルアップが必要です。一般的には、看護師として一人前になるまでには3年～5年程度かかると言われています。

CRCはCRCとして働き始めてからも、認定CRCという資格を取得することが望ましいです。認定CRCはCRCとして活動している人が対象となり、学会や業界などの団体が認定している資格です。認定CRCを取得するためには、実務経験や研修受講等の条件を満たす必要があります。一般的には、CRCとして一人前になるまでには2年～3年程度かかると言われています。