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治験コーディネーター(CRC)の離職率

治験コーディネーター(CRC)の離職率

治験コーディネーター(CRC)へ転職するときに気になるのが、ズバリ「離職率」です。特に治験コーディネーター(CRC)未経験者にとっては、初めての業界なので慎重になりますよね。

「よく募集しているのを見るんだけど離職率が高いから?」「短期での転職は繰り返したくないけど治験コーディネーター(CRC)は長く働ける?」「実際に治験コーディネーターの方に話を聞いてみたいけど、周りにいないから分からない」「インターネットで調べてみると治験コーディネーター(CRC)の出入りは激しいと書いてあったけど本当なの?」など

あなたの不安を少しでも減らすために、治験コーディネーター(CRC)の離職率について色々と調べました。転職活動の参考にしていただければ幸いです。

CRCの離職率 看護師の離職率との比較 臨床検査技師の離職率との比較 管理栄養士の離職率との比較 MRの離職率との比較

退職申し出治験コーディネーター(CRC)の離職率

離職率は一番気になりますよね。実際はどうなんでしょうか?

治験コーディネーター(CRC)の離職率の全国平均は10~15%と推測される。近年は労働環境が整備され、離職率はさらに低下傾向にある。

治験コーディネーター(CRC)の離職率について、きちんとした統計資料はありません。色々な資料から総合的に判断すると、全国平均の離職率は10~15%前後で推移していると推測されます。近年は治験業界の成熟化にともない、福利厚生が充実するなどの労働環境が整備され、離職率はさらに低下傾向にあるようです。

治験コーディネーター(CRC)の離職率がインターネット上に公開されていた会社は以下の2社です。

  • 医療システム研究所・・・・・5%

2011年の会社ホームページ(HP)に「2010年4月現在 過去1年間の離職者5%」と記載がありました。

  • イーピーミント(現EP綜合)・・・・・・10%

田代伸郎前社長のインタビュー記事に「弊社の前期(2009年9月期)の離職率は10%ぐらいでした。〈省略〉平均年齢が30歳代前半の女性ですから、結婚や出産、ご主人の転勤とか、いろいろなことがありますよ。だから離職率10%前後というのは、おそらくSMOの宿命という気がしています。〈出典 医療介護CBニュース〉」と記載がありました。

CRA(臨床開発モニター)の離職率はこちら
CRAの離職率

治験コーディネーター(CRC)の離職率は高い?

治験コーディネーター(CRC)の離職率が高いのにはいくつか理由があります。

離職率が高くなる主な理由

  • 中途採用が中心
  • 都市部での採用が盛ん
  • CRC未経験者の採用が多い など

一つ目の理由は「中途採用が中心となっている」からです。これは治験コーディネーター(CRC)には医療の知識と経験が求められるため、どうしても新卒採用より中途採用が多くなります。そのため、30歳前後の女性を採用することが多くなり、その結果として転職して数年以内に、結婚や出産などで退職してしまう人が増えることになります。

他にも都市部での採用が多いため転職しやすい環境にいる人が多いことや、治験コーディネーター(CRC)未経験者を採用した場合、新しい職種にとまどってしまい、仕事に慣れる前に辞めてしまう人がいることが理由としてあげられます。

治験コーディネーター(CRC)の主な退職理由

次に治験コーディネーター(CRC)の主な退職理由を見てみましょう。

CRCの退職理由

※50名のCRCばんくの口コミ・アンケート調査データを基に算出。 ※複数回答可

転職先は次も治験コーディネーター(CRC)を選ぶ方が多く、仕事を覚えた後にさらなるキャリアアップを求める方が多いと推測されます。

給与が低いことを理由にする看護師出身者も多いようです。勤務地が遠いことを理由とする看護師出身者や臨床検査技師出身者も見受けられました。残業が多い、休みがないといった病院で働く看護師さんによく見られる理由は少ないようです。

治験コーディネーター(CRC)の離職率についての誤解

実は治験コーディネーター(CRC)の離職率は所属企業によって異なるだけでなく、所持資格や所属エリアによっても大きく異なります。

例えば、東京や大阪の看護師出身の治験コーディネーター(CRC)の離職率は高い傾向があります。なぜなら、給与や労働条件の良い転職先が住居の近くに多数あり、良い条件の勤務先があればすぐに転職しようと考えている転職について前向きな看護師の方が多くいらっしゃるからです。

一方では地方の臨床検査技師出身の治験コーディネーター(CRC)の離職率は非常に低くなっています。その理由は条件の良い臨床検査技師の就職先は看護師ほど多くなく、また、転職することを良しとしない風潮が残っているため、転職に慎重な臨床検査技師の方が多いためと考えられます。

従って、地方の臨床検査技師の方が治験コーディネーター(CRC)へ転職するときに、インターネットでの書き込みを見て「治験コーディネーターは離職率が高いのかな?」と思ってしまうことは、事実を見間違う可能性が高い行動であると言えます。と言うのも、その書き込みが東京の看護師出身の治験コーディネーター(CRC)によって書かれたものかもしれないからです。

離職率を知るベストな方法は、面接で担当者に直接会って色々と話を聞いた上で、面接官や会社の雰囲気などの情報を中心に総合的に判断することであると言えます。

看護師看護師の離職率との比較

看護師というと離職率が高いイメージがあります。

看護師と治験コーディネーター(CRC)の離職率にそれほどの差は見られない。

看護師と治験コーディネーター(CRC)の離職率を比較してみましょう。

看護師の離職率は日本看護協会のデータを見ると全国平均10~12%で推移しているようです。治験コーディネーター(CRC)と同じように、東京や大阪などの都心部の離職率が14~15%前後と高いのに対し、地方の離職率は7~9%と地域により差があるようです。

また、病院種類別では日赤や市民病院は離職率が低く9%前後、大学病院が12%なのに対し、医療法人や個人病院は15%~20%と離職率が高くなっています。患者に対する看護のゆとりが持ちやすい7:1看護比率の病院の離職率も低いようです。

看護師の主な退職理由

次に看護師の主な退職理由を見てみましょう。

看護師の退職理由

※都立病院看護職員退職アンケート結果より出典 ※複数回答可

看護師の離職率は病院の種類と地域による差が大きいと推測されます。

病院は夜勤があり勤務時間や勤務曜日が不規則です。残業が多い病院も多く、疲れきっている看護師さんが多く見受けられます。夜勤に慣れることができない看護師は訪問看護やクリニックへ転職されるようです。

達成感を感じなくなった看護師は新たなキャリアを求め病院ではなく、治験コーディネーター(CRC)への転職を考える方もいらっしゃるようです。反面、給与に対する不満はあまり聞かれません。

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臨床検査技師臨床検査技師の離職率との比較

臨床検査技師の離職率のデータは少ないです。

病院の正職員を除くと、臨床検査技師と治験コーディネーター(CRC)の離職率にそれほどの差は見られない、もしくは臨床検査技師のほうが少し高い。

看護師と治験コーディネーター(CRC)の離職率にそれほど差がないことが分かりましたが、臨床検査技師とではどうでしょうか。次に臨床検査技師と治験コーディネーター(CRC)の離職率を比較してみます。

大学病院などの大手総合病院の正職員の離職率は3~5%と低く、大手総合病院の契約社員、個人が経営している総合病院やクリニック、健診センター、検査センターの臨床検査技師の離職率は10~20%と高いようです。

大学病院などの大手総合病院の正職員の中途採用の求人数は非常に少なく、中途で転職することは非常に難しいようです。心エコーや腹部エコーの経験を積むために病院を転々としている臨床検査技師も見受けられます。

臨床検査技師の主な退職理由

次に臨床検査技師の主な退職理由を見てみましょう。

臨床検査技師の退職理由

※50名のCRCばんくの口コミ・アンケート調査データを基に算出。 ※複数回答可

臨床検査技師の離職理由は職種による差が大きいと言えます。

例えば、検査センター(ラボ)で働く臨床検査技師は「夜勤が多い」「休日が少ない」「転勤がある」などが主な退職理由です。夜勤がある検査センター(ラボ)の場合は育児と仕事の両立が難しく、出産をきっかけに退職される方が多いようです。また、朝から晩まで誰とも会話をすることがない業務内容に不満を持つ、臨床検査技師の方もいらっしゃるようです。

その他には個人経営の総合病院やクリニックの臨床検査技師は、細かい雑用ばかりで臨床検査技師としての仕事をさせてもらえないなどの、仕事内容に不満をお持ちの方が多いようです。他には給与や休日などの労働条件が悪いことを理由に転職される方も多いようです。

また、健診センターで働く臨床検査技師は業務が単調、健診バスの出発時間が早いなどが主な転職理由です。センター内での勤務が中心の臨床検査技師は比較的離職率が低いようです。

大学病院などの大手総合病院で契約社員として働く臨床検査技師は、雇用の不安定さや給与が低いこと、正社員との待遇格差などに不満があるようです。反面、大学病院などの大手総合病院で正社員として働く臨床検査技師は福利厚生面なども充実しており、出産後も働く方が多く、不満の声はほとんど聞かれませんでした。

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管理栄養士管理栄養士の離職率との比較

栄養士の離職率は高いんですね。知りませんでした。

管理栄養士よりも治験コーディネーター(CRC)のほうが離職率が低い。

管理栄養士の離職率の正確なデータはありませんが、離職率は15~25%前後と高い数値で推移しているようです。特に委託会社は入職者も離職者も多いという状態が続いているようです。また、病院や保育園などの離職率も決して低いとは言えない状況のようです。

管理栄養士の主な退職理由

次に管理栄養士の主な退職理由を見てみましょう。

管理栄養士の退職理由

※50名のCRCばんくの口コミ・アンケート調査データを基に算出。 ※複数回答可

管理栄養士の退職理由は給料と勤務時間が半数以上を占めており、圧倒的な多さと言えます。栄養指導にあこがれて資格を取ったけど、現実はサービス残業も多く勤務時間も不規則、しかも年収が低く、今後も上がる可能性が低いと感じている管理栄養士の方がかなりいらっしゃるようです。

また、調理しかさせてもらえない、もしくは調理員との人間関係の疲れたなど、調理業務について不満を感じている管理栄養士が多く見受けられました。他にも委託会社の場合は、雇用形態が不安定、転勤が多いなどの声も聞かれました。

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MRMRの離職率との比較

MRは女性が長く働くには厳しい職場が多いようです。

女性の場合、MRよりも治験コーディネーター(CRC)のほうが離職率が低い。

MRと治験コーディネーター(CRC)の離職率を比較してみましょう。

MRの離職率は会社によって5~25%と大きく異なっていることが特徴です。大手の内資系企業の離職率は低いところが多いのに対して、一部の外資系企業では離職率が20%を超えているところもあるようです。また、女性のMRは30歳を超えて働くことは難しい場合が多く、女性が長期的に就業するには厳しい環境であると言えます。

MRの主な退職理由

次にMRの主な退職理由を見てみましょう。

MRの退職理由

※50名のCRA・CRCばんくの口コミ・アンケート調査データを基に算出。 ※複数回答可

数年ごとに知らない土地へ行く転勤があったり、セクハラなど男尊女卑の文化が残っていたりして、女性が長期的に働きにくいという声も多く聞かれました。そのため、女性は結婚後に退職する率が極めて高く、30歳を超えた女性がいない職場もあるなど、MRは男性よりも女性の離職率が極めて高くなっているようです。

また、精神的に辛いことを理由に退職されるMRも多いようです。MRは医療業界では立場が極めて弱く、下僕のように扱われていると感じているMRの方が見受けられました。他にも会社の利益のために売上を強要されることへのジレンマを抱えていたり、1000社以上の製薬会社の競争の中で成果が出せないため厳しい立場におかれている方も見受けられました。

精神的に強いなどのMRへの適性がない方は、仕事を続けることは難しいようです。

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